2018年8月28日火曜日

【SC競技】2018スポーツクライミング四国ジュニアカップ愛媛大会の最終リザルトを掲載しました!

去る8月26日(日)西条市氷見の西条西部公園内にある石鎚クライミングパークSAIJOにおいて、四国のジュニアクライマーの祭典『2018スポーツクライミング四国ジュニアカップ愛媛大会』が四国内外から87名のジュニアたちに参加して頂き、開催されました。

遠くは、山口、広島、岡山から強豪選手が参加してくれましたこと、心より感謝申し上げます。

今年の四国ジュニアカップは、昨年までのジュニアカップと違い、A級ルートセッターの伊藤剛史氏をチーフセッターに、米倉亜紀氏、徳永潤一氏の日本を代表するセッターチームを招聘、本気モードのルートセットをお願いし、四国のジュニアの強化を目的のひとつとしました。

参加資格も昨年までは四国内のジュニアに限定しておりましたが、同じく強化を目的とするため四国外からの強豪選手に参加して頂けるよう、門徒を広げました。

トップロープクラスには、最多の32名(うち女子19名)の選手に参加して頂き、1本目トップの田所大知選手を2本目トップの斉藤奨選手が僅差で逆転し優勝。トップロープクラスには金の卵がたくさんおられるようですので、この中から将来の日本代表が育ってくれると大変うれしく思います。

リード ビギナークラスには23名(うち女子9名)の参加があり、平野千彩選手が数ある男子を抑え、見事優勝を飾りました。

リード ミドルクラスには12名(うち4名)の参加があり、和田樹怜選手河島藍選手を+差でかわし優勝。この2選手には来年のジュニアカップはオープンクラスで参加できるよう、日々の練習を頑張って頂きたいと思います。

リード オープンクラスには20名(うち女子3名)の選手に参加して頂きました。オープンクラスには、各県の国体少年男子、少年女子の代表にも数多く参加して頂きました。

また、向井颯柾選手、増田心瑚選手は小学生ながら中学、高校生相手に大健闘しました。今回は大変悔しい思いをしたと思いますが、必ず次に繋がるものと信じ、来年はリベンジを期待しております。

今回のオープンクラスには、先日のJOCジュニアオリンピックの男子ユースAで優勝した大政涼選手出場しており、予選2本共にただ一人完登。決勝では完登こそできませんでしたが、ゴール落ちという圧巻の強さ、安定感で見事3連覇を果たしました。

オープンクラスの選手は、来年こそ『4連覇阻止』、打倒大政涼選手』を目標に頑張って頂きたいと思います。

あと、トップロープクラスに出場した選手は、来年はリード ビギナークラスへ、ビギナークラスの選手はミドルクラスへ、ミドルクラスに出場した選手はオープンクラスへ出場できるよう、これから1年間練習を頑張って頂き、上を目指して頂きたいと思います。

今年の12月には『全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権』(埼玉県加須市)、来年3月には『日本ユース選手権リード競技大会』(千葉県印西市)、来年5月には『ボルダリングユース日本選手権』(鳥取県倉吉市)、来年8月には『JOCジュニアオリンピックカップ』とジュニアの全国大会があります。クライミング競技をされているのであれば、是非目指して頂きたいと思います。

最後に、会場を提供頂き、準備、運営にご協力頂きました西条市、石鎚クライミングパークSAIJOのスタッフの方々、西条クライミングクラブの方々、ルートセットをお願いした伊藤剛史さん、米倉亜紀さん、徳永潤一さんたちボタニックスの方々、県外から参加して頂いたのに人手不足で突然審判をお願いされた広島の田坂さん、岡山の福谷さん、同じく人手不足でビレイヤーを頼まれた藤村さん、そして23日(木)からずっと着きっきりだった主管の香川県山岳連盟競技委員長の藤本さん、ありがとうござました。

また、ご参加頂きました、選手、保護者、関係者の皆様、暑い中長時間ありがとうございました。よかった選手、悪かった選手、それぞれだと思いますが、来年のジュニアカップに向け、日々努力を重ねて頂き、一年後に成長したお子様とお会いできますこと祈念して、お礼の言葉とさせて頂きます。

各カテゴリーのリザルトは下記のとおりです!

                リード オープンクラス

                リード ミドルクラス

                リード ビギナークラス

                トップロープクラス