JMSCAにおける選手登録規定には、A登録とB登録があり、A登録は日本代表として選出されることを希望する選手、それ以外の選手はB登録と規定されており、B登録した選手は、A登録への変更はできません。
ただし、ジャパンカップもしくはその予選会となるジャパンツアーへの出場を希望する選手は、A登録が必要です。これは2/13付にJMSCAのHP上で発表されています。
A登録をするにはJMSCAが主催する義務研修会(倫理研修及びアンチ・ドーピング研修)を受講する義務があります。本来は、登録するまでに受講する必要がありますが、今年度は特例として登録後の受講が認められています。
義務研修会は、4月以降に毎月1回のペースで全国各地で開催されるようですので、随時必ず受講して下さい。(開催場所は4月は東京の岸記念体育会館、5月は宮城県仙台市、6月は京都市で開催予定)
掲題の重要変更情報とは、
①ジャパンツアーに出場する選手はすべてA登録が必要となるが、今年度に限りB登録してしまった選手は4月末までにA登録への変更手続きをすれば、変更可能である。但し、差額分は納付すること。
②ユース大会についても出場する選手はA登録が必要で、5月のボルダーユース、来年3月のリードユースへの出場を希望する選手もA登録を要し、ユースCもA登録が必要。A登録への変更をされる方は、①と同じように差額分の納付が必要です。
※JOCに関しては、現状B登録でいいようです。
の2点です。
結論からいうと、全国大会に出たい選手はA登録をしてくださいということです!
では、B登録の対象となるのは誰かというと、①国体の都道府県の予選会に出場する選手、②ユース日本代表選考会以外の全国大会に出場するユース選手、③高体連の所属選手(スポーツクライミングだけでなく、登山競技の選手も含む)となります。ただし高体連の所属選手でもスポーツクライミングの日本代表選考会、ユース日本代表選考会に出場する選手はA登録で、スポーツクライミングの高校選抜選手権への出場だけの場合はB登録で可。
JMSCAの方向性として、誰でも簡単に出場できる全国大会にはしたくない、権威のある大会としたいという意向のようです。
本日、JMSCAより選手登録についてアナウンスがありましたので、ご参照、ご確認下さい!
A選手登録の義務研修について
以上