リードクライミングやボルダリングにおいては、国別ランキングが1位で世界のトップを走っていますが、 スピードクライミングの国別ランキングは13位と大きく出遅れており、今、4年後のパリオリンピックより単種目となるスピードクライミングの強化が求められている中、東温高校3年の大政涼がBランクの基準タイムをクリアし、強化選手に選出されました。
JMSCA強化委員会では、パリオリンピックに向け、国際大会で決勝に残れるタイムを基準タイムとした選考基準を設け、強化選手の選考を行っています。
基準タイムは、男子がSランク5″600、Aランク5″900、Bランク6″200、女子がSランク7″600、Aランク8″000、Bランク8″600。
福岡の九州カップ終了時点での強化基準タイムクリアした選手は下記のとうりです。
男子Sランク:該当なし
男子Aランク:楢崎智亜(チームau)5″90
男子Bランク:大政涼(愛媛県立東温高校3年)6″06
竹田創(仙台城南高校3年)6″11
女子Sランク:該当なし
女子Aランク:該当なし
女子Bランク:伊藤ふたば(チームau)8″32
大政涼は、リード・ボルダリングをメインに活動を行っているため、スピードの取組を始めたばかりでの基準タイムクリアですので、今後の成長に期待したいと思います。